今日は、木造住宅における耐震補強についての記事を書きます。
耐震補強では、精密診断の結果から、どこを補強するのが効果的なのか、劣化度、損傷箇所、壁の追加、基礎の改修等の難易度、工事費用などの観点から総合的に判断することが重要です。
補強方法の一例を紹介します。
①基礎の補強
鉄筋コンクリート造布基礎を打ち直すことが難しい場合には、既存のコンクリート造布基礎に、鉄筋コンクリート造基礎を抱き合わせる形で補強します。
②耐震要素と周辺接合部の補強
構造用合板等面材や筋交いを設けて補強します。接合部は、金物で補強します。
③水平講面の補強
吹き抜けは、耐震上弱点になりやすいため、キャットウォークや火打ち梁で補強します。
④劣化の補強
劣化した部材を部分的に交換する場合は、構造的な弱点にならぬよう、接合部を堅固に補強します。
⑤その他
屋根や仕上げ材を軽量化することで、耐震性を向上させることも可能です。
以上です。それでは、又次回に続きます。
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